もちろん侵略的戦争がいかなるものかということは困難な問題ですが、しかし、大体の基本的な点についてはかなり一致が見られる。

ひとつ

紛争が発生したときに、これを平和的解決手続きに付託するものを拒絶すること。


ふたつ

その決定に服従するのを拒絶すること。


みっつ

戦争または兵力的衝突の起ころうとする場合にその予防的処置を受諾しないこと。


よっつ

戦争が起こった場合に休戦の提議に応じないこと。


最後の重要なひとつ

自ら進んで積極的に軍事行動を開始し、拡大すること。

その他もあると思うが、これらの行為はいずれも一般に侵略的行為と認められ、それによって戦争が生じたとき、その戦争は侵略的戦争と認められると思う。