真珠湾攻撃

真珠湾攻撃のことなんですが
ある人は
太平洋戦争の真珠湾攻撃のことを
日本がわざと不意打ちでやったと言い
違う人は
連絡ミスで真珠湾攻撃したと言っています
どっちが本当ですか?


日本とアメリカの国力は20対1です。到底まともな戦争は出来るものではないです。それでも参謀本部の中堅将校らが開戦を望んだのは、当時西仏蘭西を席捲し、東ソ連に対して電撃的進攻を続けつつあった独逸の力を頼んでいたからです。つまり独逸が必ず勝つと信じていたのです。

中堅将校の傀儡となった東条は日本を戦争に引き摺り込むためにハル・ノートの真の内容を国民に知らさなかったり、また、昭和17年度の鉄鋼は四百三十万トンしか出ないのを、鈴木企画院総裁に命じて机上プランで四百八十万トンに改め、渋り勝ちな海軍の要求を充足し開戦反対の根抛を奪い去ります。中堅将校らは9月初旬近衛氏がルーズべルトと会見のため渡米せんとした時、近衛氏を六郷川の鉄橋で、爆殺することを計画します。

さらに、12月7日正午に日本に到着したルーズべルトの親電を故意に遅らせ天皇の手許に届けます。アメリ国務省に手交すべき日本の最後通牒真珠湾攻撃と殆んど同時にハル長官に交わせられたのは、六ヶ条から出来ていたこの電文の最後の一ヶ条を、故意に数時間遅らしめたためです。

東条氏は11月28日到着したハル・ノートが理不尽であり、その受諾は日本を亡ぼすが故に已むを得ず自衛のために立って戦争に突入したと言う。然し真珠湾奇襲の航空艦隊は11月26日の朝、則ちハル・ノート受諾の2日前にエトロフ島を出発している。

ルーズべルトの親電の内容は、開戦が決定的となったこの段階においてもなお平和的解決を天皇に呼びかけるものでした。