自作自演の謀略で海外進出

明治維新以来、ほとんどが自作自演の謀略で海外進出を計っていたが、このことは新聞紙上に現れんので、一般人には全然分からんから、自然に強硬論が風靡することになる。真実を知らんかったから、政府の軟弱外交を攻撃する世論が生まれ、太平洋戦争まで起こる。そして、戦後になって始めてそれらの真実を知ることになるのです。しかし、戦後になってもこの体質は変わることがなく、講和条約や安保条約、沖縄返還において裏取引が公然と行われようになるのです。
たとえば、戦後核持ち込みは禁止されていましたが、裏では政府としては認めていたのです。そのほかにもたくさんあります。現在もそのような秘密主義が政府として一環した政策がとられているのです。このような日本の政治体質を打開するには、50年経った政府資料はすべて公開されなければならない。やはり、日本も開かれた政治をして、世界に対して公開できる堂々とした政策をとるべきであろうとつくづく思う。