2011-02-09から1日間の記事一覧

明治初期の江戸の没落町人の子であった長谷川 如是閑(はせがわ にょぜかん)は次のように述べています。

「明治維新後権威を振ったものは、新聞界でも実業界でも政治界でも、皆「「田舎漢」だと、そのころ徳富蘇峰が「国民の友」の論文でも書いていたが、時代ののさばり出るその「田舎漢」を軽蔑して、引込思案になる風が、変革期の没落市民の子には間々あった。…