必然論や宿命論

歴史を必然論や宿命論で正当化しても、その必然や宿命によって人に損害を与えたことを知らないことは精神的に一人前ではないと思う。

精神上の青年者ならば、必然や宿命によって引き起こされた結果について責任を感じなければならぬ筈である。

歴史において無数の意外と偶然があるが、すべて行いは人為的なもので、自然に起こったものなど何も無いと思うのである。