自民党の歴史検討委員会の「大東亜戦争の総括」で「満州は中国のものではないと思う」議論がなされました。

この論はかって「満蒙解決」論議のなかであったことは事実ですが、もちろんそれは「満州」支配を正当化するための議論で、「大東亜戦争の総括」が国際法に反する中国東北侵略を合理化するために、当時の軍や政府がもちだした論議で、今再び大本営発表もどきのものを再び語るとはまことにおどろくべき時代錯誤であると思う。