老子は「道」ムハンマドは「アッラー」キリストは「神」釈迦は「仏」孔子は「仁」など、その教えの基となるものは、それぞれ違うが、これらの教えは、人が生きるうえで、そのより所になりえるものとして誰でも意外と簡単に持てる。この全世界の多くの者に行き渡っている。
そのすべての教えに共通することは、現象を越え、その現象の背後にある真の普遍の本質を探究することなく、すでに存在するものとして扱っています。つまり、自分の周囲の世界を明確に説明することができる教えです。なんとすばらしいものでしょうか。

これらの共通する教えは、何のことはない、

「悪ことをするな、善いことをしなさい」と言うことである。

そんなことなら、子供も、知っているというかも知れないが、
子供でも知っていることが、大人がこれを行うことができない
と言うことです。