王妃殺害事件

下記はF・A・マッケンジー「朝鮮の悲劇」の序の全文です。彼はカナダ人、ロンドン・デーリーミラーの記者として1904年と1906年の2回韓国を訪れている。この本は1908年(韓国併合の2年前)に出版されたものである。ジャーナリストの目で見た韓国併合に至…

大日本帝国憲法下に下記の条項があります。第八条 天皇ハ公共ノ安全ヲ保持シ又ハ其ノ災厄ヲ避クル為緊急ノ必要ニ由リ帝国議会閉会ノ場合ニ於テ法律ニ代ルベキ勅令ヲ発ス。 第九条 天皇ハ法律ヲ執行スル為ニ又ハ公共ノ安寧秩序ヲ保持シ及臣民ノ幸福ヲ増進スル…

下記は事件の数日後に、朝鮮人護衛隊の指揮士官玄興沢大佐はソウル駐在のアメリカ公使アレン博士に手交した報告です。李朝開国五百四年八月二十日(陰暦)午前二時、王宮周壁を巡回、監視のため派遣されていた国王秘密警察官二名が、宮殿前の兵舎三軍府に約…

当時の様子を事件に関与していなかった内田定槌領事の証言から伺い知ることができるので、現代文で全文を再現してみます。昭和14年1月、内田定槌氏述在勤各地における主要事件の回顧在職中、私の経験した事柄で、世間に余り知られず、又後世に歴史として残さ…