2016-12-08から1日間の記事一覧

島津久光

応丁卯の夏、更に上京す、料らすも脚気の病に罹り、永く滞京する能はす、……季秋に至り病勢愈加り、終に腰脚瘘痺寸歩も行かす、時勢日に紛擾に赴と雖とも……已を得す請て藩に帰る、爾来荏苒病蓐に在り……」(島津久光「謹上書」)これは、久光自身が明治7年に振…