2006-04-15から1日間の記事一覧

虚像と実像の間

民衆には不思議な気まぐれがある!歴史家の手からでなく、詩人の手から自分の歴史を受取りたいと言うのだ。むきだしの諸事実の忠実な報告ではなく、本源的な詩――そこから諸事実が生じた――の中にふたたび溶かされた諸事実を浴するのだ。*1 歴史の虚像もまた、…